小児歯科
川上歯科医院の小児歯科
親御さんの中には、「乳歯は永久歯に生え替わるからむし歯になっても大丈夫」と思っている方もいるようですが、それは大きな間違いです。乳歯がむし歯にかかってしまうと、永久歯がむし歯にかかってしまうリスクも高まってしまうのです。
乳歯のときにむし歯がたくさんあるお子さんは、永久歯になったときむし歯になる本数がむし歯のない子の2倍もあるという研究結果もあります。また、むし歯によって永久歯が変色したり、変な場所に生えてきたりすることも。乳歯の時代こそ、しっかりとした予防と治療が大切なのです。
当院ではキッズスペースもご用意していますので、診療を待つ時間も楽しく過ごすことができます。なおキッズスペースは、親御さんが治療をされているときに、お子さんを遊ばせておくスペースとしても利用できます。
小児歯科メニュー
フッ素塗布
フッ素には歯質を強くする効果があり、歯面に塗ることによって再石灰化を促し、むし歯予防となります。3～6カ月に一度の塗布をおすすめします。5歳以上のお子さんには、毎日家で行うフッ化物洗口も効果的です。
シーラント
生え変わったばかりの奥歯には深く複雑な溝があります。シーラントは、その奥歯の溝を歯科用の樹脂でふさいで食べカスなどの侵入を防ぐ処置です。
ブラッシング指導
むし歯予防で基本となるのは毎日の正しいブラッシングです。歯ブラシやデンタルフロス、歯間ブラシ、舌ブラシなど、お子さんの年齢に応じて指導します。また、親御さんには仕上げ磨きの方法をお教えします。
プレオルソ
就寝中と起きている間の1時間につけて整えていくマウスピース型の矯正装置です。4～7歳のお子さんが使用します。口の周辺の筋肉を鍛えたり、舌を適切な位置にする癖をつけたりするなど、顎の成長や歯並びをよい方向に導いていきます。歯並びが気になる方はご相談ください。
メリット
- 取り外しが可能
- 柔らかく、痛みが出にくい
- 前歯の拡大（特に下顎）は得意
デメリット
- 装着時間を守らないと治療効果が得られない
- 適応できないケースがある
治療期間：１期治療開始まで（1年程度）
通院頻度：1〜3ヶ月に1回
就寝中と起きている間の1時間につけて整えていくマウスピース型の矯正装置です。4～7歳のお子さんが使用します。口の周辺の筋肉を鍛えたり、舌を適切な位置にする癖をつけたりするなど、顎の成長や歯並びをよい方向に導いていきます。歯並びが気になる方はご相談ください。
デメリット：
・装着時間を守らないと治療効果が得られない
・適応できないケースがある
治療期間：1年程度
通院頻度：2〜3ヶ月に一度
床矯正について
歯並びを整えるための治療法の一つで、取り外し可能な装置を用いて行います。この治療法は、特に小児の矯正に適しており、成長期にある子どもの歯列や顎の成長を促進しながら正しい位置に誘導します。床矯正は、顎の拡大や歯の移動を目的とした装置を使用し、比較的負担が少ないのが特徴です。
メリット
- 取り外し可能で取り外し可能な装置であるため、食事や歯磨きの際に外すことができ、口腔内の衛生状態を保ちやすくなる。
- 柔らかく子どもが快適に装着できるように設計されており、装着初期の違和感も少なくまた、痛みが出にくいためスムーズに治療を進めることができます。
デメリット
- 取り外し可能な装置であるため、子ども自身がしっかりと装着する習慣を身につけることが重要です。自己管理ができない場合、治療効果が減少することがあります。
リンガルアーチについて
この装置は、歯の裏側（舌側）に取り付けられるため、外からは見えません。リンガルアーチは、主に奥歯の位置を維持したり、前歯の傾きを調整したりするために使用されます。
メリット
- 矯正装置が歯の裏側に装着されるため目立たない
- 固定式の装置であるため装置がずれる心配がなく、安定した治療が可能
デメリット
- 舌触りが気になることがある
＊０期治療（乳歯列期３歳～５歳くらい）
受け口やポカン口のお子さんに機能的矯正装置「プレオルソ」を使用します。
＊１期治療（混合歯列期：６歳～１３歳くらい）
顎が正常な発育をせず、小さい場合には装置を取り付け、顎を広げてスペースを作ったり、顎のズレを正しい位置に移動させます。
＊２期治療（永久歯列期１５歳くらい～成人）
歯の表面にブラケットという器具を貼り付け、そこにワイヤーを通して３次元的にはを移動させて整えていきます。
マウスピース矯正の場合は、アタッチメントをつけていきます。
親御さんへのお願い
お子さんに歯医者に対するマイナスの先入観をもたせないために、親御さんにご協力をお願いします。「歯医者は怖いところ」「歯の治療は痛い」など、お子さんに苦手意識を植えつける言葉は避けてください。
歯医者に行く前には、「歯医者へ行って歯を治すことの大切さ」をきちんと伝えましょう。親御さんの気持ちは、お子さんにきっと伝わります。決して「悪いことをしたら歯医者へ連れていくよ！」などの脅し文句で歯医者を使わないでください。
また、お子さんが治療を受けた際には、いっぱいほめて自信をつけさせてください。泣いてしまったなどで治療が受けられなかった場合でも、叱らないでいただきたいと思います。「次はがんばろうね」と励ましていただければ幸いです。
お子さんの
お預かりについて
小さなお子さんがいると、なかなか歯医者に通えないお悩みをお持ちの親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか。
川上歯科医院では、保育士資格を持つスタッフや子育て経験のあるスタッフがそろっており、ご希望に応じて親御さんの治療中にお子さんを見ております。
また、近隣の「ニチイキッズ羽屋保育園」と提携し、一時保育も承っております。一時保育ご利用の際は、ご利用規約をお読みいただき、同意書をご提出ください。
